会社を守る！入社手続き　書類　

面接だけでは、入社後のパフォーマンスは分かりません。

しかし、「採用内定」を応募者に出した時点で、企業は大きな責任を負うこととなり、その後の撤回は簡単にはできません。

 そのため、企業としては、「内定を出す前」、また「勤務する直前」に、取得しておくべき書面を取得し、万が一、問題のある従業員を採用してしまった場合に、企業と今いる従業員を守るよう、備える必要があります。

デイサービスの事業所などでは、「ドライバーの募集で応募が来るのが、ほとんどが高年齢者」であるという、そんなお話をよく耳にします。

高齢社会になり、応募者も高齢化が続いています。事業所として、高年齢者のドライバーを採用する機会も、今後ますます、増えてくるのではないでしょうか。

高年齢者の採用で、かつ、自動車運転業務となると、やはり心配なのが「健康状態」です。

しっかりとヒアリングしておく必要があります。こちらも口頭ではなく、「書面」で、残しておきましょう。

身元保証書は、入社後に、会社に損害を与えた場合に、労働者に代わって、会社に対して、損害を賠償する義務を負うものです。

もらえない場合のリスクやもらわないときの対応など事前に確認しておきましょう。

SNSの活用で今まで思いもよらなかったトラブルや情報漏えいに繋がることが懸念されています。また会社の信用問題にも発展し、会社の信頼を損ねるだけでなく、多額の負債を追うことになります。入社時にぜひ誓約書をとっておくことで、抑止力にも繋がります。